2022/12/23
事務所通信12月号
令和4年12月1日から、スマホアプリで国税の納付が可能となりました。国税の納付手段を確認しつつ、スマホアプリ納付の概要をご案内します。
1.国税の納付手段
国税は、申告した納税額をその申告に係る納付期限までに自ら納付しなければなりません。下表Aの中から自ら選択して納付手続を行います。
2.スマホアプリ納付
国税の納付手続のうち、令和4年12月1日からスタートした、新しい納付手段です。
(1)利用できるスマホアプリ
●PayPay
●d払い
●au PAY
●LINE Pay
●メルペイ
●Amazon Pay
(2)特徴
●一度の納付での利用上限30万円※
※利用するアプリの設定上限により利用可能額が制限される場合あり
●決済手数料不要
●事前の手続不要
●領収証書は発行されない
クレジットカード納付とは異なり、決済手数料が不要な点が特徴の1つといえます。また、電子納税のような事前の手続が不要な点は利便性があります。
(3)手続の流れ
① 国税スマートフォン決済専用サイトにアクセス
●e-Taxを利用して申告した場合
メッセージボックスに格納される受信通知からアクセス
●国税庁サイトからアクセスする場合
「スマホアプリ納付の手続」ページに表示されている「国税スマートフォン決済専用サイト」からアクセス
② 納付手続
《ご利用に当たっての注意事項》
・アカウント残高を利用した支払方法のみ利用可能なため、事前に残高チャージが必要です。
・領収書が必要な方は、最寄りの金融機関又は所轄税務署窓口で納付ください。
・ポイントの付与については、決済サービスによって異なります。
・法人の税目を個人が立替払いした際にたまったポイントは給与課税される恐れがあります。